奇跡・軌跡・キセキ

呉昭和シニア監督のつぶやき

信頼の階段

 本日、今年度の目標であった野村謙二郎カップ2回戦で敗退しました。

 あと少しで勝利が見えたところに落とし穴はあります。まして、墓穴と言いますか、自らが守備が乱れただけに大きなくやしさや悔いが残りました。

 しかしながら、強いチームとの対戦でしか出てこない失投やエラー、そして、パスボールなど・・・

 大会の審判長の一言の挨拶で「野球は失敗のゲーム」しかし、その失敗から掴むものも大きい・・・だから、失敗しても下を向かず「次のステージへのステップにする」こんないい言葉が突き刺さりました。

 2番手で投げた高橋選手は、闘志は表に出しませんが、着実に一歩一歩階段を登っているように思えます。

 それを感じるのは、何かハッキリわからないけど、指導者と気持ちがつながっているように思います。

 そんな信頼関係はほかの選手たちとも「信頼」の絆で強くなるのだと思います。

 信頼の階段を築き上げるには時間がかかります。

 「信頼」受けるためには、不断の努力、「成りたい自分になるための創造と実行・・・そして、誰が見てもわかる結果」が必要になって来ます。

 信頼が必要なポジションは、結果を出せる”キャプテン”・ここ一番で打ってくれる4番バッター・いつが投げたら勝てるという背番号1(エース)の存在が必要です。

 2022年はあと1か月余り、明日も大切ですが、今日は少し振り返って、ミーティングで話したことや自分が強く思ったことを最終戦である呉中央大会で見せてほしいと切望しています。