奇跡・軌跡・キセキ

呉昭和シニア監督のつぶやき

一区切り

 春季大会決勝トーナメントは準決勝にて敗れ、3位決定戦に回ることになりました。

 本日の試合は、前半押し気味の展開でしたが、一つのプレーで流れが変わり不運な痛い先制点を与え苦しい中盤から終盤最終回までもつれました。

 結果は最終回1点を献上し、サヨナラゲームで終わりました。

 今大会と挟んで行われた広島西シニアの両大会を共に振り返り、いろんなことがありましたが、選手たちはそれぞれ、成長の証しが随所に現れました。

 常勝軍団となりたいところですが、成長するためには、勝つ喜びと負けた悔しさの両方が必要です。

 一時同点そして逆転と思われた、ライト前ヒットは無情にも間一髪、一塁ヘッドスライディングも無情にもアウトの判定。

 しかし、最後まであきらめない気持ちはベンチそして、応援席での保護者も一体となって熱く盛り上がっていました。(熱盛)

 勝負は時の運なのでしょうか・・・
 確かに、勝とうと思っても中々もい通りにはいかないのが、勝負であり人生です!

 でも「思い通りになること」
 それは、自分の志・夢・そして継続する努力です。

 勝つという成功体験
 負け・失敗などの悔しさ失敗体験

 この繰り返しで、人は成長していくものです。
 
 この一か月間に多くの「勝利」そして、笑顔をたくさん見ました。
 一区切りした今、子供達には「ありがとう!」って伝えたい。

 島根県の旭球場から2時間かけて帰って15時10分・・・
 帰りを待っていたのは、1年生17人とコーチのふたり、バッティング1か所と整備されたグランド

 100本打った特打
 12人のベーラン
 200本の特守

 200本打ってもまだ足りないのか、グローブ天高く上げ「さあ~来い!」追加の30本
 練習は終わりました。

 「夢は叶えるためにある」と言いますが、叶えるための道のりには、喜びや挫折などたくさんのことがあります。
 しかし、「高い志」と「継続する力」「百折不撓」の力があれば、結果よりも大きい「生きる力」が身に付きます。

 転んだら立ち上がれそして、立ち上がったら、前に進め!」泣いてる暇なんてない!
 22日に控えるジャイアンカップ西中国大会予選そして、5月の大阪遠征、そして5月13日からの日本選手権予選優勝への栄光の道、希望しかないだよ!

 頂上に登る最後の坂は、急で険しいけど笑顔で全員で目指して行くよ!
 頂から見える景色はきっと澄み切った良い眺めだろうなあ~

 一旦眠りについて、起き上がった
 
 4月10日午前12時41分の投稿