奇跡・軌跡・キセキ

呉昭和シニア監督のつぶやき

背番号15

 いよいよ春季大会が開幕しました。

 野球は相手があってできるものです。

 試合前、相手チームの下山監督さんの談笑ができ、数分でしたがいろんなお話を聞くことができました。
 私よりも先に歩まれた何十年、歩んだエピソード聞かせていただきまして、心に響くものがありました。ありがとうございました!

 野球は相手がいないとできません。その時の一瞬の栄より、人生に通ずる「道」素直に浮かれず・目立たず・急がず進んで行くことの大切さ

 そんなことを思いながら、瀬戸内シニアさんと山口東シニアさんの試合をネット裏から見ていました。
 すると、背中越しに若者二人が爽やかな顔と乾いた声で「おはようございます!」としまなみ球場の近くの高校に進学することになった二人が学生服で来てくれました。
 そんな希望にあふれた二人の顔を見ることが最高のしあわせ・・・

 あの夏の思い出尾道しまなみ球場」あの時がまるですぐそこにあるような錯覚さえ感じました。
 試合は初戦を飾りましたが、相手監督とコーチに「ありがとうございました。」との思いでした。
 我がチームの子供達にもあまり手放しに褒めることはしませんでしたが、今日の姿のありのままを伝えました。
 まだ、野球1チームの数までそろっていない新入団員も意味深そうに話を聞いていました。
 そう「背番号15」のことは、呉昭和大会Bチームとして対戦した時に、三原中央シニア下山監督が体は小さくても食らいついて粘って粘って最後にセンター前ヒットを打った時の子が「背番号15」って褒めて下さいました❗️
 華やかな花は誰でも目に付きます。
 しかし、道端に何気なく花(たんぽぽ)が奇麗だな~って言える人は、重みがあります。

 勝つことと
 勝とうと最高の努力し負けること
 負けても負けても立ちあがり、歯を食いしばる姿・・・

 今大切なのは、後者のほうだと思います。

 良いピッチングをした「背番号1」の画像が届き次第にアップします。

 更に大きなけがから不死鳥のように復活した「背番号6」もです。

 来週に決戦は持ち越されましたが、楽しみや希望が増えただけ、練習してチャレンジを楽しみましょう・・・