奇跡・軌跡・キセキ

呉昭和シニア監督のつぶやき

表と裏

 初日の出は、志や家内安全などを祈願します。

 一方で”初日の入り”なんて言葉が存在するかしないかわかりませんが・・・

 昨年から今年にかけて、31日の最後に沈んだ夕日と元旦に初めて沈む夕日は眺めることはできてもそれを見ようとしたり、まして手を合わせるなんて考えもつきませんでした。それが本日夕方、東広島市からの帰り道に見ることができました。
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 夕日が沈むときの感想は、きれいな茜色の空にはきれいだな~、とか”まぶしいなあ~”程度で、私自身はあまり特別な感情は湧いていませんでした。
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車を走らせながら、東広島の馬木付近の山から黒瀬町の山に沈みゆく太陽を見て何かを感じ、車を停めて撮影しました。

朝日に夕日、太陽に月、そして勝ちに負け・・・”表と裏”
そのすべてに関係があって、一つとして成り立っているという意味が表裏一体

 日の出には上昇志向とエネルギー、希望と未来といった「始まり」を意味する
 日の入りには、今日の無事に感謝したり、明日のために体を休めを英気を養うための夜の初めなのか?とこの年になって思いました。

 野球でいえば入団があれば卒団、これもまた「始まりと終わり」年の初めに呉昭和シニアの中学3年生と卒団した高校生3年生のOBグランドに集まり、交流をすることには終わらせてもらった感謝や帰ってきてくれた感謝という大きな意味があります。

 届いた年賀状の中に、高校3年生の角原君や吉岡君がからの言葉や文字の一つ一つに重さを感じました。(吉岡に書いた手紙「レギュラーになるまで帰ってくるな!」)私自身、後ろを振り返ることは余りなく日々慌ただしく過ごしていますが、卒団して歩んだ高校生活の中で辛い時、ほんの一コマでも「呉昭和シニア」や監督の言葉や経験が支えになることもあるんだなあ~感動しました。

 思い出を語らせたら、苦しかったことや楽しかったことなどたくさんあると思います。それが勝つことよりも大切な宝物なのでしょう!

 角原たちの代の「愛知県でやった西日本選手権出場」負けて食べた焼肉
 水田たちの代の「宮崎県でやった東アジア大会出場」世田谷西戦と平和台公園
 永宗たちの代の「尾道リトルシニア招待試合優勝」河野温泉泊と優勝

 遡ればキリのないほどのいろんな宝物があります。
 苦しさや悔しさなしに楽しさは無いことだけは確かです!
※楽しさの裏側に努力の積み重ねや失敗の連続があります。まさに”表裏一体”
 茜色の空に沈む夕日が教えてくれました。

 明後日の再会楽しみにしています!